昨日は『
マネーボール』の
ジャパンプレミアに行ってきた。

この映画は、貧乏球団オークランドアスレチックスを強豪チームにつくり上げた、実在のジェネラルマネージャー、
ビリー・ビーンの話。球界の常識や既存のシステムに挑戦し打破しようとする男の物語だ。ビリーの信念、情熱、娘と離れて暮らす孤独。
仕事・・・家族・・・・幸せとは・・・と問いかける。
ビリービーン自身は高卒で大リーグ入り、周囲の評価の高さとは裏腹に活躍も出来ず、スカウトに転進するという過去を持つ。既存の価値を打破することで、選手として成功できなかったその自分自身をも変えたかったのかもしれない。
球界の常識から、過小評価された選手達にのちに「
マネーボール理論」と
呼ばれる考え方で価値を見出し、彼らに新たなチャンスを与え叱咤激励する。
自分達の5倍も予算のあるチームに立ち向かい勝てる集団をつくろうとする。
野球選手の価値とは何か?人間の価値とは?尺度を変えると人生は大きく変わる。
慣習的な価値観から離れ、一から見直し模索することの大切さを感じる。
ハリウッド映画とは思えない静かで、かげのある良い映画でした。
ブラッドピットが舞台挨拶で、宮城県のリトルシニアの野球少年たちと一人ひとり握手をしサインボールを手渡すシーンや、記念写真の際も、少年たちと肩をくみ、カメラマンたちがブラピを前に出そうとする要求にも笑顔でやんわり断わり前に出ようとはせず、少年の間に埋もれ一緒に写真に納まるシーンもこの映画と重なった。