高野保光のコラム


by u-kuukan
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新緑の京都

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初めて5月の京都に来ました。

新緑の京都は、期待以上でした。
若葉に覆われた高山寺石水院をみていると、建築も人も自然の一部、
建築はささやかに作らなければと思いました。

慈照寺銀閣では特別拝観が行われていて、初めて東求堂の中に入り
4.5帖の「同仁斎」の畳に座りました。15世紀の戦乱・飢餓の
混乱期に義政は何を思い、この地で心を遊ばせたのでしょうか。

そこには簡素に、拡大よりも縮小を求め、完全より不完全に美を見る
僕も惹かれる、日本文化の母体がありました。
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# by u-kuukan | 2013-05-03 22:08 | 旅行

お茶の時間

f0012852_18301734.jpg元スタッフのHさん、監督のEさんお二人にお願いして、自宅でお茶をたてていただきました。

小さな空間で着物姿でお茶をたてる仕草(作法?)はとても美しく、うっとりと見とれてしまいました。
抹茶を味わうためだけにあのプロセスがあり、ゆったりとした静寂の時間が流れます・・・・

こんな時間と空間の使い方があるのかと、日本人の創造力見立ての力など、改めて感じ入りました。
そしてそのような時間があまりにもなさすぎる現代とは何なのか、しみじみと考えさせられました。


岡倉天心も「茶の本」の中で、次のような事を書いています。

・・・われわれは分類に忙しすぎて、享受する暇がない・・・・と。
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# by u-kuukan | 2013-04-26 14:47 | 日常

東村山の家

f0012852_19262314.jpgSUMAI no SEKKEI MAR./APR.2013 に「東村山の家」を掲載していただきました。
家中を回遊できる立体的で、おおらかな空間が広がります。
家事がはかどる動線としても紹介されています・
内外の空間がスキップしながら縦にも横にも外にもつながり、多様な表情を
見せてくれる、とても愛らしい住まいです!!
f0012852_1930134.jpg「気持ちいい居場所で過ごす家族を吹き抜け越しに見上げたり見下ろしたり、話しかけたり。まるで、家全体が一つの多きな部屋のようです。」(ご主人)

「キッチンと水回りが並ぶ動線、DKから物干にショートカットできる螺旋階段はすごく助かります。掃除も、最上階から一筆描きのようにルートができているから、以前のように掃除機を持って右往左往することがなくなりました。」(奥様)
是非、ご覧ください!!!
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# by u-kuukan | 2013-01-26 18:34 | 掲載誌

大和路へ

お正月はカミさんと奈良に行ってきました。
「お客さんめずらしいところに行くね」とタクシーの運転手に言われて訪れたのは観光客が一人もいない大和民族公園。
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そこに移築されていた旧木村家住宅は良いです!
屋根・内外の壁、すべて木、インテリアは黒一色。
小さな母屋と納屋がコートハウスのように小さな庭を挟み、たたずまいもコンパクトでシンプル。
僕にはとてもモダンに見えました。
凛とした空気さえ漂う、精神性の高さを感じました。
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奈良市内で心に残ったのは、十輪寺新薬師寺。住宅スケールの十輪寺本堂は垂木を使わず板軒によって、低いプロポーションが実現されていました。
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郊外になりますが浄瑠璃寺九体阿弥陀堂には心身が洗われる思いがしました。
仕事柄なのか巨大な力と建築群を持つ著名なパワースポットではなく、ささやかな住いのようなスケールの建築達に強く惹かれ、そして癒され元気をもらって帰ってきました!!
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# by u-kuukan | 2013-01-08 18:23 | 旅行

庭と土間

f0012852_1957373.jpgささやかな平屋の家でしたが、子供の頃の僕の実家は、
家の真ん中に土間があり、通りを繋いでいました。
その土間には、毎日いろんな人がやってきて、
いろんなドラマも生まれました。
その空間は抑揚と陰影があり、
生き生きした日々の生活の場として、
社会と自然と私生活を繋いでいたように感じています。



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そんな思いを胸に設計した「成城の家」が、
新建築住宅特集2013年1月号に掲載されました、
ご覧いただければ幸いです。

P.166には「家づくり大賞」の作品募集の記事が掲載されています。
家づくりにおける隠れた配慮や努力を多くの方に伝えるため、家づくりの会が創設した賞です。
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# by u-kuukan | 2012-12-20 17:47 | 掲載誌